目次
この記事の要点
- ネット予約の主な経路はグルメサイト・Google経由・自社ホームページの3つで、それぞれ費用と運用が異なります。
- グルメサイトの予約は来店1人あたりに送客手数料がかかる成果報酬型で、無料プランでもランチ・ディナーで料金が発生します。
- 自社ホームページからの予約は送客手数料がかからないため、リピーターを自社ホームページへ誘導するとコストを抑えられます。
- 新規はグルメサイト、再来店は自社ホームページという使い分けが、集客とコストのバランスを取りやすい形です。
- どの経路でも、ホームページのトップから予約に迷わず飛べる導線をスマホ前提で用意することが要になります。
飲食店のネット予約は、どの経路で受けるかによってかかる費用が大きく変わります。グルメサイト経由は集客力がある一方で来店ごとに手数料がかかり、自社のホームページからの予約は手数料を抑えられます。この記事では、ネット予約の主な経路とそれぞれの仕組み、自社ホームページとの使い分け、予約導線の作り方を整理します。
ネット予約の主な3つの経路
飲食店がネット予約を受ける経路は、大きく次の3つに分けられます。それぞれ集客力と費用のバランスが異なります。
| 経路 | 特徴 | 費用の考え方 |
|---|---|---|
| グルメサイト経由 | 食べログ・ぐるなび・ホットペッパーグルメなど。検索で見つけてもらいやすく新規集客に強い | 月額の掲載料+来店1人あたりの送客手数料 |
| Google経由 | Googleビジネスプロフィールや地図検索から予約。来店意欲の高い人に届く | 予約システムにより異なる(無料の枠組みもある) |
| 自社ホームページ | 自店のホームページに予約フォームや予約システムを設置。常連の再予約に向く | 送客手数料がかからない(システム利用料のみ) |
グルメサイト予約の手数料の仕組み
グルメサイトのネット予約は、予約した人が実際に来店したときに料金が発生する成果報酬型(送客課金)が基本です。月額の掲載料とは別に、来店1人あたりの送客手数料がかかります。たとえばホットペッパーグルメの無料プランでは、送客手数料がランチ44円・ディナー165円(税込)が一例として案内されています(プランや改定で変わるため最新の公式情報を確認してください。参考: グルメサイトの予約手数料の比較)。来店数が増えるほど手数料も積み上がるため、すべての予約をグルメサイト経由にすると費用がかさみます。
自社ホームページからの予約のメリット
自社のホームページに予約導線を持つと、送客手数料がかからず、予約のたびに費用が増えることがありません。お客さまの情報を自店で把握しやすく、再来店の案内にもつなげられます。一方で、自社ホームページは検索で見つけてもらう力ではグルメサイトに劣るため、新規集客は別の手段で補う前提で考えます。
経路の使い分け(新規はグルメサイト、再来店は自社ホームページ)
コストと集客のバランスを取りやすいのは、新規のお客さまはグルメサイトで獲得し、一度来てくれた人は自社ホームページからの予約に誘導するという使い分けです。来店時に自社ホームページやSNSを案内し、次回はそちらから予約してもらえれば、送客手数料を抑えられます。集客チャネルの選び方はGoogleビジネスプロフィールとグルメサイトの使い分けも合わせてご覧ください。
ホームページからの予約導線の作り方
自社ホームページで予約を受けるなら、お客さまが迷わず予約にたどり着けることが何より大切です。多くの場合、予約システムはホームページとは別サービスのため、トップから予約へ自然に飛べる導線を用意します。
- トップページの目立つ位置に「ネット予約」のボタンを置く
- スマホで親指が届く位置に、電話と予約ボタンを並べる
- 営業時間・席数・コース内容など、予約の判断に必要な情報を近くにまとめる
どの情報をどう並べるかは、飲食店のWebサイトに必要な情報とページ構成で詳しく解説しています。
よくある質問
- ネット予約は必ず導入したほうがよいですか?
- 電話予約だけでも営業は可能ですが、営業時間外や混雑時の予約を取りこぼしにくくなるため、いずれかの経路でネット予約を用意しておくと安心です。まずはグルメサイトか自社ホームページのどちらかから始める形でも十分です。
- グルメサイトだけで予約を受けてはいけませんか?
- 問題はありませんが、来店ごとに送客手数料がかかります。再来店のお客さまは自社ホームページからの予約に誘導すると、手数料を抑えられます。
- 予約システムはホームページに含まれますか?
- 多くの場合は別サービスです。ホームページからは予約ボタンやリンクで予約システムにつなぐ形になります。トップから予約に迷わず飛べる導線になっているかを確認してください。